事業理念

あらゆる属性・枠を超え、
個々に光が当たり、場に調和が生まれる
「協働」をデザインする。

「多様性」「SDGs」といった意識が当たり前となった現代では、
異なる属性を持つ者同士がどう手を取り合って歩むかが問われています。
私たちは、そのためには「この人でもできること」の発想ではなく、
「この人だからこそできること」をつくっていくことが大切だと考えます。

想造楽工は就労継続支援B型事業所などの福祉施設と連携し、
障害のある人々をイラストレーター(商業美術家)として迎え、
商業に展開するデザインチームです。
慈善事業ではなくビジネスとして、支援対象ではなくパートナーとして、
制作に対し正当な費用が渡る仕組みを設定しています。

障害があるという状況は、働く上で制限が多いと見なされがちですが、
「絵の表現力」は技術や効率性などとは比較できない、
見る人に気付きや癒しを与えることのできる、確固たる能力です。

各々が持ち味を発揮し、他者と補い合って共にゴールする。
障害を重りではなく翼だと捉え、
それぞれの居る場所を自然な光で照らす「協働」を実現させていきます。